
2018年の高校野球大会は、吉田輝星投手、根尾昂選手など多くのスターを輩出しました。
3月23日から始まる選抜高校野球大会2019はどんな注目選手が出場するのでしょうか。
今回はポジション別に活躍が期待される選手を調べてみました。
投手
明治神宮大会Vバッテリー!#札幌大谷 の西原健太と飯田柊哉バッテリーによる座談会!
チームはどうやって優勝にまでこぎつけたのか?2人に語ってもらいました!https://t.co/cyoGhTMOZE#高校野球 #札幌大谷 #北海道 #バッテリー #座談会 #明治神宮大会— 高校野球ドットコム (@5589com) January 6, 2019
札幌大谷・西原健太
球速は130~140キロ前後と速くはありませんが、スライダー、チェンジアップ、カープなどキレのいい変化球を武器にしています。
ゆったりしたモーションからリリース直前で動作が速くなる独特のピッチングフォームに打者もタイミングが取り難いようです。
また、打者としても4番を打つ強打者で、チームに貢献しています。
横浜・及川雅貴
MAX150㎞超えの本格派左腕としてプロからも注目されている及川雅貴投手は、菊池雄星2世と呼び名が高い選手です。
中学3年の時にU-15日本代表に選出され、最優秀防御率賞を受賞しています。
チームは秋季関東大会でベスト8止まりで選抜出場は微妙との声もあったのですが、及川雅貴投手の存在が決め手となったと言われています。

星稜・奥川恭伸
2019年のドラフト候補と言われる奥川恭伸投手。
宇ノ気中学校時代は全国優勝を果たし、2018年のU-18では唯一2年生ながら選出された実績を持っています。
北信越大会では10者連続三振を記録!MAX150キロの直球にスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップの4種の変化球を組み合わせたピッチングで打者を打ち取ります。
チームが優勝候補の呼び声高いのは奥川恭伸投手の存在が大きいのではないでしょうか。

捕手
【#センバツ】星稜2年連続!山瀬慎之助主将「春夏連覇で伝説を作りたい」 : スポーツ報知 https://t.co/BTX6yV1YaT#kokoyakyu #高校野球 #yakyu #野球 #甲子園 #星稜
— 「報知高校野球」編集長日比野 (@HochiKokoyakyuH) January 26, 2019
星稜・山瀬慎之助
奥川恭伸投手とは小学4年生の時からバッテリーを組む山瀬慎之助選手。
中学校で全国制覇を果しており、「高校でも全国制覇」が2人の目標とのことです。
2年の秋から主将としてチームをけん引し、秋の県大会、北信越大会で優勝を果しています。
キャッチャーとしては遠投120mの強肩で、軌道の低い二塁スローイングがセールスポイントです。
智弁和歌山・東妻純平
身長172cmと小柄ながら、遠投の記録が125m、50m走が6.5秒の強肩、さらに俊足の持ち主です。
5歳年上のお兄さんは2018年のドラフトで千葉ロッテから2巡目で指名された東妻勇輔投手で、夢は兄弟でバッテリーを組む事。
小柄なので、将来はソフトバンクホークスの甲斐拓也選手のような選手になるかもしれませんね。
内野手
八戸学院光星・武岡 龍世
2018年秋から主将を務める武岡龍世選手は、走攻守三拍子揃ったショートストッパーです。
中学生時代は徳島ホークスで活躍し、U-12日本代表にも選出されました。
明治神宮大会ではバックスクリーン弾を放つなど、力強いスイングも持ち味。
ここぞという時に実力を発揮する勝負強さがあり、通算本塁打14本と頼もしい主将です。
50m走は5.9秒と俊足で、広角に打ち分けるバッティングセンスも魅力です。
桐蔭学園・森 敬斗
2018年秋季関東大会の1回戦で逆転満塁サヨナラホームランを放ち、決勝戦では初回に2ラン、6回に3ランとチームの勝利に貢献した森敬斗選手。
主将としてもチームをけん引し、打撃だけなくショートの守備にも定評があります。
桐蔭学園といえば、ラグビーの強豪校というイメージですが、野球も強いというところを見せてほしいです。
智弁和歌山・黒川史陽
1年から甲子園大会へ出場、通算7試合、打率.346、1本塁打、7打点、出塁率は485と優秀な成績を残している黒川史陽選手。
特に出塁率が良く、7四死球と選球眼がよいことが窺えます。
50m走6秒2と走力もあり、今後の活躍次第では2019年のドラフト候補として注目されそうな逸材です。
星稜・内山壮真
1年生春の公式戦デビューから20試合連続安打記録更新中の内山壮真選手。
2018年秋から4番を打つ星稜打線の中心選手となっています。
内山壮真選手の原点は空手。父の影響で2歳から道場に通い、富山県大会を4度優勝しているそうです。
走攻守三拍子揃った運動センスの良さは空手からきているのかもしれません。
横浜・度会 隆輝
度会隆輝選手の父は元プロ野球選手、兄も中央学院大学でプレーする野球一家です。
2017年のU-15アジアチャレンジマッチでは大会最優秀選手にも選ばれています。
バットコントロールの巧さは世代の中でもトップクラス。夏の甲子園大会では1年生ながら代打として起用されています。
また、守備力も高く父、兄を超える能力の持ち主です。
東邦・石川昂弥
1年生から4番を打つ大型内野手で、通算本塁打39本は現在トップ。
また、現在投手にも挑戦中とのことで、二刀流としてマウンドに立つ可能性もありそうです。

外野手
『センバツ⚾情報』
野村健太(山梨学院)がスラッガーに化けた2つの取り組みと成功体験 (高校野球ドットコム) – LINEアカウントメディア https://t.co/2dZ1mrs1xx #linenews @news_line_meから
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山梨学院・野村健太
2019年大会注目のスラッガーとして名前が上がっているのが野村健太選手選手です。
180cm、91kgと恵まれた体を持ち、同校の吉田監督からは「山梨のデスパイネ」と呼ばれています。
現在、高校通算本塁打34本は、東邦の石川昂弥選手に次ぐ記録で、自身は高校通算50本超えを目標としているとのこと。
課題の守備と走塁に磨きを掛けて総合力アップを目指しているそうです。

履正社・井上広大
1年の夏からベンチ入りし、新チームとなった秋から4番を打つ井上広大選手。
188cm、97kgの超高校級の体格を持ち、セールスポイントは高校通算本塁打23本を数える長打力です。
高校に入ってから捕手から外野手で転向、三塁もこなし野球センスも高いものがありそうです。
明石商・来田 涼斗
1年春から不動の1番に座る来田 涼斗選手。中学3年の時には大阪桐蔭や履正社など28校から誘いを受けた逸材です。
すでに高校通算14本塁打をマーク。さらに冬の間、76kgだった体重を83kgまでパワーアップさせたとのこと。
50mは5秒9と俊足、リードオフマンとしてチームを引っ張る存在になりそうです。
筑陽学園・福岡大真
2018年の秋季県大会、九州地区大会に優勝し、明治神宮大会へ駒を進めた筑陽学園。
初戦の桐蔭学園戦では本塁打を放つなど、福岡大真選手はチームのコールドゲーム勝ちに貢献しました。
父の信一郎さんは高校時代に鹿児島の樟南でエースとして春夏通算4度甲子園に出場しています。
現在は筑陽学園でチームトレーナーを務めており、父の指導の元、入学時の体重から10kgアップの75kgまでパワーアップ。
初出場ながら粘り強いチームの打線の要として活躍が期待されています。
まとめ
選抜高校野球大会2019の注目選手をまとめてみましたが、将来のドラフト候補が揃ったレベルの高い大会になりそうです。
また、1年生の中にも有望な選手が多く、今後夏の大会、2020年と楽しみになりますね。
まずは、出場する選手がけがなく開会式に出場し、元気なプレーをしてほしいと思います。