東京マラソン2019 予想と注目選手!MGC資格保持者についても!

 

日本で唯一のアボット・ワールドマラソンメジャーズに指定されている東京マラソン。2019年大会は海外からは世界トップクラスの選手が集結、男子はMGCシリーズにも指定されており、東京オリンピックを目指すランナーが多数エントリーしています。

今回は、男女の注目選手、2019年大会の結果を予想してみました。

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東京マラソン2019 注目選手

男子

男子出場選手の自己記録は次の通り、上位はほぼ、海外からの招待選手で占められます。

名前年齢所属自己記録
ケネニサ・ベケレ36エチオピア2:03:03
マリウス・キプセレム30ケニア2:04:04
ビルハヌ・レゲセ24エチオピア2:04:15
ディクソン・チュンバ32ケニア2:04:32
エルハサン・エルアバシ34バーレーン2:04:43
セイフ・トゥラ21エチオピア2:04:44
ノバート・キゲン26ケニア2:05:13
大迫傑27ナイキ2:05:50
ギデオン・キプケテル26ケニア2:05:51
デメタドゥ・アバテ21エチオピア2:06:47
ビダン・カロキ28DeNA2:07:41
木滑良28NHPS2:08:08
中村匠吾26富士通2:08:16
佐藤悠基32日清食品グループ2:08:58
深津 卓也31旭化成2:09:31
一色 恭志24GMOアスリーツ2:09:43
村山謙太26旭化成2:09:50
福田穣28西鉄2:09:52
サイモン・カリウキ22日本薬科大学2:10:00
大塚祥平24九電工2:10:12
神野大地25セルソース2:10:18

個人的に注目する選手をあげてみました。

大迫傑

唯一戦えるかなと思うのが現日本記録保持者の大迫傑選手です。
ナイキ・オレゴン・プロジェクトに所属し、プロランナーとして活動しています。

今回はペースメーカーが2時間4分30秒から5分10秒を狙えるペースで先導するとのこと。
走るたびに記録を伸ばしている大迫傑選手、ハイペースについていけば自身の記録を超えることが可能ではないでしょうか。
どんな走りを見せてくれるのか、楽しみです。

ただ、仮に今回大迫傑選手が日本記録を更新しても、1億円の報奨金はないとのこと(シカゴマラソンが10月なので同季になるそうです)

それでも東京マラソンの優勝賞金1100万円、日本記録賞金500万円は獲得可能です。
プロランナーにとっては記録とともに賞金も魅力的な大会なのではないでしょうか。

 

ケネニサ・ベケレ

世界歴代3位の2時間3分3秒の記録を持つケネニサ・ベケレ選手。

アテネ、北京の男子マラソン金メダリストであり、5000m、10000mの世界記録保持者、スピードも兼ね備えた強敵です。

そんなケネニサ・ベケレ選手もすでに36歳、ここ数年は途中棄権も多いのですが、ハイスピードにのってそのままゴールする可能性もあり、やはり優勝の本命といえるのではないでしょうか。

 

神野大地 一色恭志

個人的に頑張ってほしい!MGC資格を獲得してほしい青山学院大学OBの神野大地、一色恭志選手。

神野大地選手は2018年4月からプロランナーとして活動、12月の福岡国際マラソン前には長期ケニア合宿を行うなど意欲的にトレーニングを行いましたが、本番では腹痛を発症してしまいました。
過去のマラソンでも必ず起こる腹痛。原因が分からないだけにまた起こるのではないかという不安もあるかと思いますが、それを克服できればMGCへの出場権も見えてくるのではないでしょうか。

また、一色恭志選手は大学を卒業後、GMOアスリーツでマラソン一本にしぼってトレーニングしています。

GMOアスリーツは世界に通用するNO.1を目指すスポーツ選手の育成を目的として2016年4月1日に創設した新しいチームです。

元上武大学監督の花田勝彦氏が監督をつとめ、青山学院大学の原晋監督がアドバイザーとして就任。

所属選手には上武と青学出身の選手が名を連ねています。

現在、GMOアスリーツからは上武OBの山岸宏貴選手がMGC出場権を獲得しており、一色恭志選手もそれに続けと期待されています。

招待選手ではありませんが、自己記録ではひけをとりませんので、上位争いができるのではないかと思っています。

女子

女子選手の自己記録は次の通りです。

名前年齢所属自己記録
ルティ・アガ25エチオピア2:18:34
ボルフェイセ・タデセ30エチオピア2:19:30
イエブルガル・メレセ28エチオピア2:19:36
フローレンス・キプラガト32ケニア2:19:44
アバベル・イエシャネ27エチオピア2:20:16
シュレ・デミセ23エチオピア2:20:59
ベダトゥ・ヒルパ19エチオピア2:21:32
安藤友香24スズキ浜松AC2:21:36
ミミ・ベレテ30バーレーン2:22:29
ヘレン・トラ24エチオピア2:22:29
ローズ・チェリモ29バーレーン2:22:51
ルース・チェビトク28ケニア2:23:29
清田真央25スズキ浜松AC2:23:47
前田 穂南22天満屋2:23:48
高島 由香30資生堂2:26:13
野上 恵子33長崎十八銀行2:26:33

 

ルティ・アガ

前回大会2位のルティ・アガ選手は、2018年9月のベルリンマラソンで2時間18分34秒の好タイムを記録。
間違いなく彼女を中心にレースが展開し優勝争いをするのではないかと思われます。

 

前田穂南

北海道マラソン2017で1位となり、MGC出場権獲得一番乗りを果した前田穂南選手。

2018年の大阪国際女子マラソンで2位となり、自己の記録も更新しています。

東京マラソンは高速コースですから、どれだけの記録が出るのか、女子からも1億円ランナーが出てほしいですね。

 

一山麻緒

21歳の一山麻緒選手は今回が初マラソンとなります。実力は未知数ですが、積極的に攻めて今後のレースにつなげてほしいです。

 

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東京マラソン2019 MGC出場選手

MGCとは、マラソングランドチャンピオンの略称です。

2017年から2019年にかけて行われるMGCシリーズに出場し、タイムと順位をクリアした選手が同じレースで東京オリンピックのマラソン代表を決めるものです。

また、MGCシリーズ以外でも、国際陸上競技連盟が世界記録を公認する競技会で条件を満たせば、ワイルドカードとして出場権を得ることができます。

MGCでは代表が男女2名ずつ決定、残りの各1枠は「MGCファイナルチャレンジ」に指定されたレースで派遣設定記録を上回り、最も速いタイムを出した選手一人が代表に内定します。

男子

現在東京オリンピック男子代表選考会MGCの資格を獲得している選手は次の通りです。

名前所属自己記録出場権獲得レースと記録
村澤明伸日清食品グループ2:09:47北海道マラソン2017(1位 2:14:48)
大迫傑ナイキ2:05:50第71回福岡国際マラソン(日本人1位 2:07:19)
上門大祐大塚製薬2:09:27第71回福岡国際マラソン(日本人2位 2:09:27)
竹ノ内佳樹NTT西日本2:10:01第71回福岡国際マラソン(日本人3位 2:10:01)
園田隼黒崎播磨2:09:34第67回別府大分毎日マラソン(日本人1位 2:09:34)
設楽悠太Honda2:06:11東京マラソン2018(日本人1位 2:06:11)
井上大仁MHPS2:06:54東京マラソン2018(日本人2位 2:06:54)
木滑良MHPS2:08:08東京マラソン2018(日本人3位 2:08:08)
宮脇千博トヨタ自動車2:08:45東京マラソン2018(日本人4位 2:08:45)
山本憲二マツダ2:08:48東京マラソン2018(日本人5位 2:08:48)
佐藤悠基日清食品グループ2:08:58東京マラソン2018(日本人6位 2:08:58)
中村匠吾富士通2:08:16第73回びわ湖毎日マラソン(日本人1位 2:10:51)
川内優輝
埼玉県庁
2:18:14
第48回防府読売マラソン(1位 2:10:03)
第71回福岡国際マラソン(日本人5位 2:10:53)
岡本直己中国電力2:11:29北海道マラソン2018(1位 2:11:29)
谷川智浩コニカミノルタ2:11:39北海道マラソン2018(日本人2位 2:11:39)
大塚祥平九電工2:10:12北海道マラソン2018(日本人3位 2:12:07)
中本健太郎安川電機2:08:35北海道マラソン2018(日本人4位 2:12:54)
藤本拓トヨタ自動車2:07:57シカゴマラソン2018(8位 2:07:57)
服部勇馬トヨタ自動車2:07:27第72回福岡国際マラソン(1位 2:07:27)
山岸宏貴GMOアスリーツ2:10:14第72回福岡国際マラソン(4位 2:10:42)
福田穣西鉄2:09:52第72回福岡国際マラソン(5位 2:10:54)

※川内優輝選手と藤本拓選手はワイルドカードで獲得、山岸宏貴選手は東京2020オリンピックマラソン日本代表選手選考方針7*条件より獲得しています。

このうち、東京マラソン2019に出場を予定しているのは、大迫傑、木滑良、中村匠吾、佐藤悠基、福田穣、大塚祥平の6選手です。

すでに資格を獲得しているとはいえ、海外の強豪選手とのレースで自分の力がどれだけ通用するのか、また、何が足りないのかを確認できるよい機会になるのではないでしょうか。

 参考
       MGCの出場権の条件
・日本人選手の中で、1位から3位では2時間11分以内。
・4位から6位では2時間10分以内でゴール。

女子

現在東京オリンピック女子代表選考会MGCの資格を獲得している選手は次ぎの通りです。

名前所属自己記録出場権獲得レースと記録
前田穂南天満屋2:23:48北海道マラソン2017(1位 2:28:48)
松田瑞生ダイハツ2:22:23第37回大阪国際女子マラソン(1位 2:22:44)
安藤友香スズキ浜松AC2:21:36第37回大阪国際女子マラソン(3位 2:27:37)
関根花観日本郵政G2:23:07名古屋ウィメンズマラソン2018(日本人1位 2:23:07)
岩出玲亜アンダーアーマー2:24:38名古屋ウィメンズマラソン2018(日本人2位 2:26:28)
野上恵子十八銀行2:26:03名古屋ウィメンズマラソン2018(日本人3位 2:26:33)
鈴木亜由子日本郵政G2:28:32北海道マラソン2018(1位 2:28:32)
小原怜
天満屋
2:23:20
名古屋ウィメンズマラソン2018(日本人5位 2:27:44)
第45回ベルリンマラソン(10位 2:27:29)
中野円花ノーリツ2:27:39第38回大阪国際女子マラソン大会(日本人2位 2:27:39)

 

このうち、前田穂南、野上恵子、安藤友香の3選手が東京マラソン2019に出場を予定です。

女子はMGCシリーズに指定されていませんが、世界トップレベルの選手と同じレースに出場しそのペースを感じることは必要不可欠ではないでしょうか。

東京マラソン2019結果予想

男子

海外招待選手は2時間3分~7分台の自己記録を持つ強敵ぞろい。

先頭集団にはケネニサ・ベケレ選手や2014、2018年大会優勝のディクソン・チュンバ選手、そして大迫傑選手や村山謙太選手、神野大地選手など、同時期に箱根駅伝を戦った選手たちが連ねるのではないかと思われます。

海外選手のスピードに負けないのが大迫傑選手。
積極的なレースをして海外勢と競り合いをしてほしいと思っています。

もちろん記録も大事ですが、世界のスピード、レース運びに慣れ、最後は勝つレースをしてほしいです。

ただ、マラソンは何が起こるか分からないので、招待選手ではなく、エリート選手から好成績を残す選手が出てくるのではないかと思っています。

女子

やはり、海外招待選手がタイム的にも強く、2時間19分以内の記録を持つ、ルティ・アガセンス、ベテランのフローレンス・キプラガト選手ら、海外招待選手が先頭集団を形成すると予想されます。

その集団に招待選手ではありませんが、日本人トップの記録を持つ安藤友香選手や、MGC保持者の前田穂南、野上恵子選手ら日本人選手はどこまでついていけるのかが鍵となりそうです。

まとめ

世界で戦える選手が長くいなかった男子マラソンでしたが、前回大会で設楽悠太選手と井上大仁選手が2時間6分台を出し、井上大仁選手がアジア大会で金メダルを獲得。
大迫傑選手がシカゴマラソンで2時間5分台をマークし日本記録を更新し、福岡国際マラソンで服部勇馬選手が優勝と、東京オリンピックに向けて復活の兆しを見せています。

海外招待選手も日本国内のレースでは一番強豪が集まる東京マラソン。自分が世界で戦える力があるのかを試せる場でもあります。

まずは、選手たちがけがなくスタートラインに立ち、無事ゴールできることを願い、それが好成績に繋がることを祈っています。

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