
2019年1月2日、3日に行われる第95回箱根駅伝。
お正月の風物詩としてこれを見ないと1年が始まらないという人もいるのでは?
今回は出場校の戦力について分析してみました。
箱根駅伝を観戦する際に参考になればと思います。
- 箱根駅伝2019 出場校一覧
- シード校
- 予選会
- ●関東インカレ成績枠:日本大学(2年ぶり88回目 総合優勝12回)
- ●1位:駒澤大学(53年連続53回目 総合優勝6回)
- ●2位:順天堂大学(53年連続53回目 総合優勝11回)
- ●3位:神奈川大学(9年連続50回目 総合優勝7回)
- ●4位:國學院大學(3年連続12回目 最高10位)
- ●5位:明治大学(2年ぶり60回目 総合優勝7回)
- ●6位:東京国際大学(2年連続3回目 最高17位)
- ●7位:大東文化大学(7年連続50回目 総合優勝4回)
- ●8位:中央大学(2年連続92回目 総合優勝14回)
- ●9位:国士舘大学(3年連続47回目 最高3位)
- ●10位:山梨学院大学(33年連続33回目 総合優勝3回)
- ●11位:上武大学(11年連続11回目 最高14位)
- ※関東学連連合
箱根駅伝2019 出場校一覧
2019年は第95回大会は記念大会のため(5回区切り)、通常20チーム+関東学連合の21チームのところ、2チーム多く出場できます。
20チームのうち、10チームは第94回大会(2018年)で10位以内に入ったチームで翌年の予選会を免除されます。
残りの10チームは予選会で決定します。
シード校
まずは、第95回大会でシード権を持っているチームを紹介します。
●1位:青山学院大学(11年連続24回目 総合優勝4回)
圧倒的な強さで箱根駅伝を4連覇中、大学駅伝初戦の出雲も優勝し5連覇に向け好調な滑り出しを見せています。選手層が厚いのに加え、ピーキングが上手く本番にしっかりと仕上げることができるのが強みです。
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●2位:東洋大学(17年連続77回目 総合優勝4回)
安定感はピカ1。トップクラスの選手に続く選手の力が少し足りない感じがしますが、打倒青学の一番手となりそうです。
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●3位:早稲田大学(43年連続88回目 総合優勝13回)
中谷は逆風単独走できついか。#出雲駅伝 pic.twitter.com/uiOvrbbL3I
— EKIDEN News (@EKIDEN_News) October 8, 2018
今年入学した強力なルーキーたちがどこまで活躍できるのかがポイント。特に中谷雄飛選手はチームのエースとして2区を走るのではと期待しています。
●4位:日本体育大学(71年連続71回目 総合優勝10回)
パワハラ問題で監督が辞任、後任監督は決まっていない状況。このまま本番となると選手たちに影響はありそうです。
●5位:東海大学(6年連続46回目 最高2位)
2016年入学のスーパールーキーズも3年、けがや不調で走れなかった選手が戻ってくれば好勝負できるかも?
●6位:法政大学(4年連続79回目 最高3位)
出雲は12位と失速、抜けた選手はいませんが、チーム力で2年連続シード権を獲得しています。山の5区、6区で今年も順位を上げたいところです。
●7位:城西大学(2年連続15回目 最高6位)
2018年大会は予選会8位からシード権獲得。3年生を中心に経験者が8人残っており、さらに上を目指したいところです。
●8位:拓殖大学(6年連続40回目 最高7位)
こちらも予選会4位からシード権獲得、往路は4位と好走しています。出雲では4位と好スタート。常に上位で走れるチームになってきました。
●9位:帝京大学(12年連続20回目 最高4位)
#大学駅伝_2018関東
●第1組速報
1位 #帝京大学 遠藤選手
2位 #國學院大學 臼井選手
3位 #城西大学 服部選手
4位 #法政大学 坪井選手
5位 #法政大学 増田選手 pic.twitter.com/6WCVQp7uwK— 全日本大学駅伝大会事務局(→第52回大会は2020年11月1日開催) (@daigaku_ekiden) June 30, 2018
3,4年の主力選手の中に割って入りそうなのが1年生の遠藤大地選手。どんどん自己ベスト更新しており本番でもエントリーされればチームに貢献しそうです。
●10位:中央学院大学(17年連続20回目 最高3位)
故障者が多く心配ではありますが、駅伝経験者が多く、復活してくれば上位で戦えるチームになりそうです。
予選会
シード権を獲得できなかったチームは毎年10月の第2土曜日に行われる予選会に出場します。
また、第95回大会は、関東インカレ成績枠が採用されます。
それって何?って感じですよね?
関東インカレ成績枠というは、2014年~2018年の関東インカレ総合得点の累計が最も多い大学に第95回箱根駅伝の出走権が与えられるというものです。
すでにシード権を獲得している大学が関東インカレ成績枠に該当した場合は、2番目以降の大学が繰り上がって関東インカレ成績枠で出場することはありません。
●関東インカレ成績枠:日本大学(2年ぶり88回目 総合優勝12回)
昨季は3大駅伝にひとつも出場できませんでした。特別ルールで本番出場権を獲得しましたが、試合勘が心配です。
予選会を通過したチームを順位順に紹介します。
●1位:駒澤大学(53年連続53回目 総合優勝6回)
【陸上】2.5冠へ前進!ぶっちぎりの予選会首位突破!~あの悔しさを忘れない~vol.2
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— 駒大スポーツ (@komaspoofficial) October 14, 2018
予選会はぶっち切りで1位とはさすがといったところ。主力選手の1万メートルのタイムが29分前半でシード校との差なく優勝争いに割って入りそうです。
●2位:順天堂大学(53年連続53回目 総合優勝11回)
全体的に底上げが出来ており、1万を28分台で走れる選手も出てきました。絶対的エースの塩尻和也選手の活躍に期待です。
●3位:神奈川大学(9年連続50回目 総合優勝7回)
鈴木健吾選手というエース頼みのチームから、チーム力で戦うチームに成長しています。
●4位:國學院大學(3年連続12回目 最高10位)
夏の間、充実した練習ができたそうで、主力の3年生が成長著しいです。
●5位:明治大学(2年ぶり60回目 総合優勝7回)
予選会に出場できなかった主力選手が復活できれば上位争いできる力があります。
●6位:東京国際大学(2年連続3回目 最高17位)
予選会は主力3年生が100位以内に食い込み6位で通過!選手層が厚くなり、本番も台風の目になるかもしれません。
●7位:大東文化大学(7年連続50回目 総合優勝4回)
全日本駅伝は予選落ち、箱根は通過するも全体的に戦力ダウン、本番も厳しそうです。
●8位:中央大学(2年連続92回目 総合優勝14回)
エースの堀尾謙介選手が全体の6位と健闘するも、優勝14回の古豪復活はまだ遠い?主力選手の調子が戻ればといったところです。
●9位:国士舘大学(3年連続47回目 最高3位)
ベストメンバーで臨んだ予選会が9位では本番は厳しい戦いになりそうです。
●10位:山梨学院大学(33年連続33回目 総合優勝3回)
予選会では100位以内が3名と厳しい結果になりました。いつまでも留学生頼みでは本番も厳しそうです。
●11位:上武大学(11年連続11回目 最高14位)
最後まで当確ボーダーラインにいたものの、粘りを見せてギリギリで通過。本番も粘れれば。
※関東学連連合
出場権を獲得できなかった大学から16名が選出されます。
1校1名で外国人留学生が出場できません。
また、予選会に不出場だった選手も選出されません。
チーム、個人に順位はつきませんが、箱根駅伝を走ったことにより、個人だけでなくチームにとっても大きな経験になるのです。
まとめ
各チームの特徴を解説しましたが、やはり青山学院、東洋が抜けた存在となっています。
優勝争いは、この2校に予選会トップの駒澤あたりでしょうか。
1年生が強力な早稲田にも頑張ってほしいところです。
2018年大会は予選会からのシード権獲得も多く、予選会に回ったチームの逆襲があるかも?
すべての選手が、けがなく、病気せず、スタートラインに立てるよう応援したいですね。
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