
コメディからシリアスなドラマまで、あらゆる役をこなし今や主役俳優として確たる地位を築いた長谷川博己さん。
2009年と2011年に天海祐希さん主演で放送されたフジテレビ系ドラマ『BOSS』にも出演しています(2009年のみ)。
今回は、当時の長谷川博己さんの役柄や、そのほかの出演作品について調べてみました。
長谷川博己 ドラマ『BOSS』での役柄
長谷川博己さんが世間に認識される1年前の2009年、天海祐希さんが女性キャリア官僚を演じた人気ドラマ『BOSS』。
2009年に1stシーズン、2011年に2ndシーズンが放送されました。
長谷川博己さんは2009年の1stシーズンのみ出演。
「BOSS」初視聴
長谷川博己さんが結構なちょい役で出てる pic.twitter.com/oqXXRNPKHi— アワノ (@awanomoe) 2016年9月28日
天海祐希さん演じる特別犯罪対策室の室長に対し、快く思っていない警視庁捜査第一課13係の刑事役です。
長谷川博己さん演じる刑事は、女性が事件の捜査現場に出ることに嫌悪感を抱く化石のような思想の人間の上司に対して従順という役柄でした。
元同僚の玉山鉄二さん演じる特別犯罪対策室の刑事にちょくちょく嫌味なことを言ってくる2人組みの1人というポジションだったようです。
フジテレビの『BOSS』を日本映画専門チャンネルで録って観てるんだが、第2話で気付いたんだが、塩見三省演じる捜査一課の刑事の1人が長谷川博己だったんだが、皆さんご存知だったの?そうだったの? pic.twitter.com/46HDU75FYL
— ©︎ゲヴァラ™️ (@geva_geva_geva) 2018年1月13日
今、長谷川博己さんと言えば押しも押される人気俳優ですから、当時どんな役を演じていたのだろうと再放送で長谷川博己さんを探す人も多いようです。
「え~~これが長谷川博己さん?」とびっくりする人も多いみたいですね!
最初から大きな役をもらえる人はほんの一握りですし、得てしてそういう人がよい俳優に成長するわけではありません。
小さな端役でも、しっかりと仕事をすれば誰かが見ていて次につながって行くのではないでしょうか。
長谷川博己 ドラマ『BOSS』以外の出演作品
長谷川博己さんは、『BOSS』に出演した後、2010年10月に「セカンドバージン」、2011年4月に「鈴木先生」、10月に「家政婦のミタ」と大きな役をつかむことになります。
長谷川博己さんを世に出した作品といえば、この3作品になるのではないでしょうか。
さらに2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』で八重の夫で会津藩士で洋学者・川崎尚之助を演じました。
2018年のNHK朝ドラ『まんぷく』では、ヒロインの夫役に抜擢され、
冷静に考えてみて!!
長谷川博己を毎朝観られるんですぜ!✨✨✨胸アツ💕
あっ奥さんよだれよだれ!
ԅ(♡﹃♡ԅ)#まんぷく#長谷川博己 pic.twitter.com/sBJvCgQ4Ik— 風の一徳 (@manpuku_dana) 2018年9月29日
さらに、
2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』で主役の明智光秀役にも抜擢されています。
2020年のNHK大河は明智光秀が初の主役 タイトルは「麒麟がくる」 主演は長谷川博己さん https://t.co/7aCSbqAWS5 #麒麟がくる #NHK大河 #大河ドラマ #長谷川博己 #明智光秀 pic.twitter.com/xjgceyaYQ8
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 19, 2018
個人的に長谷川博己さんの作品で印象に残っているのはNHKドラマ『夏目漱石の妻』です。
このドラマは2016年9月24日から10月15日まで全4回放送されました。
2017年7月に「第43回放送文化基金賞」で演技賞を受賞した時に次のようにコメントしています。
演じていてキャラクターに入り込むことってなかなかないんですけど、夏目漱石という役はそういうシーンが何度もありました。
役者にとってはすごく幸せなことで今回の役には世界に入り込むことができたし異界に行ってしまった感覚があった
夏目漱石に対し、神経質で気難しいというざっくりとしたイメージしかなかったのですが、長谷川博己さん演じる夏目漱石はまさにそのもの。
特にイギリス留学が戻った夏目漱石の暴力性などは見ているのがつらいほどでした。
胃潰瘍で血を吐くシーンは壮絶で、このまま死んでしまうのかと思ったのですが、ラストは穏やかな表情の2人(漱石と妻の鏡子)が山の中で佇む美しいシーンでドラマが終わりました。
美しかった。ふたりはこの世にいるんだろうかって一瞬考えるくらいに美しかった。
#夏目漱石の妻 pic.twitter.com/nSIqEBbcVt
— ゆずず (@yuzu0905) October 15, 2016
妻を演じた尾野真千子さんと長谷川博己さん、ともに演技派のお2人に圧倒され、画面から目が離せなくなりました。
コミカルな演技も定評がある長谷川博己さんですが、さすが舞台出身、重厚な演技に見応え十分でした。
まとめ
長谷川博己さんは、舞台俳優としてこれからという時に映像の世界へ飛び込みました。
最初は大きな役もなく、『BOSS』のように端役の作品を何本もこなして今の地位があるのです。
自身の実力で未来を切り開いた人を見ると、心から応援したくなりますね。
これからの活躍も楽しみにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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