
2018年後期のNHK朝の連続ドラマ「まんぷく」でヒロイン福子の夫役を演じる長谷川博己(はせがわ ひろき)さん。
2020年には大河ドラマ「麒麟がくる」主演の明智光秀役を演じることが決まっています。
今や押しも押されぬ主演俳優ですが、20代の頃は映像の仕事ではなく舞台を中心に活動していたそうです。
今回は、長谷川博己さんの若かりし頃のことを調べてみました。
長谷川博己 20代の頃は朝ドラオーディションに何度も落ちていた
長谷川博己さん。40代をどう生きるかどんな仕事をするか。常にそう言ってきた彼がどんなアウトプットを出してくるか。次のチャレンジは一体何か。そして次のコミットは何か楽しみにしています!#シン・ヒロキ第40形態 #長谷川博己誕生祭2017
敢えて20代の頃の写真にしたよ pic.twitter.com/7o1fWrLMic
— kyoko (@kyoko_002) 2017年3月7日
長谷川博己さんは大学卒業後、1年間イベント制作会社で契約社員として働いていましたが、2001年に文学座附属演劇研究所へ入所、俳優としての活動を始めます。
20代は舞台を中心に活動するも、朝ドラのオーディションも数多く受けていたそうです。
「若手俳優の登竜門で朝ドラのヒロインの相手役をやるとそこから売れるよと言われましたから作品関係なく全部事務所に行けと言われたら行ってました」
と当時を振り返っています。
所属する文学座では、
2004年に準座員、2006年に座員となり、
益々舞台に力を入れて活動していくのかと思いきや8ヶ月で退座してしまいます。
退座した理由としては、
「20代でいろいろな舞台に出させていただいていて、30歳で劇団を辞めたのはシフトチェンジしたかったから」
とのこと。
座員になると外からのオファーが来ても劇団の公演を優先させなければいけない。
今まで経験のない映像の世界に入って、もっと成長したいと考えたのだそうです。
長谷川博己 40代でつかんだ朝ドラヒロイン相手役
2018年10月1日から始まるNHK朝の連続ドラマ「まんぷく」で長谷川博己さんは、ヒロイン福子の夫・立花萬平を演じることになりました。
【ただいま放送中!】
『もうすぐ!連続テレビ小説「まんぷく」』(午前8:15~8:57/総合)で、この写真の撮影風景などをご覧いただけます!クランクインしたばかりの頃の福子さんと萬平さん。少し空いた二人の隙間とはずした視線に、初々しさを感じます!#まんぷく #朝ドラ pic.twitter.com/ZkvRoXFlNB
— 【公式】連続テレビ小説「まんぷく」 (@asadora_bk_nhk) 2018年9月23日
20代の頃は出たくても出られなかった朝ドラの出演オファーを40代になってから受けた時、長谷川博己さんはどう感じたのでしょうか?
「分からないもので、朝ドラに出たいという欲を捨てた時にお話をいただけました」
「最初少し迷いましたが、自分の役者人生の変化のいいきっかけになれば」
と話しています。
長谷川博己さんが演じる立花萬平は、インスタントラーメンなどを開発した日清食品の創業者・安藤百福氏がモデルになっています。
ヒロイン・福子を演じるのは朝ドラ初のママさんヒロイン・安藤サクラさん。
すでに2人の息もピッタリの様子で楽しいドラマになりそうです。
長谷川博己 20代の頃の出演作品
長谷川博己さんが演技に目覚めたきっかけは、大学時代に劇団をやっている友人に頼まれ、舞台の代役として出演したことだったそうです。
文学座の研修生時代の2002年に、マーティン・シャーマンの戯曲『BENT』で初舞台を踏んでいます。
準座員時代に故・蜷川幸雄さん演出の『KITCHEN』(2005年)に出演して以来、数多くの蜷川作品に起用されたことが俳優としての転機となったとのこと。
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— さらねみく (@saranemiku) 2017年6月6日
<KITCHEN>
2005年4月
at Bunkamura シアターコクーン28歳. . .◟́◞̀
蜷川さんの舞台に初出演. . #長谷川博己 pic.twitter.com/OwGCgMCdS7— yuz (@step_to_cloud) 2018年4月18日
蜷川幸雄さんに才能を見出され、数多くの舞台に出演することにより映像関係者にも注目され、30代になるとドラマや映画にも出演するようになります。
20代は舞台でも毎回よく噛んでいて王子役の舞台だったこともあり、周囲から「カミカミ王子」と呼ばれていたとトーク番組で告白。
今は、滑舌のとても良いイメージがありますので少し意外ですが、舞台と映像の世界では発声の仕方も違うのかもしれませんね。
まとめ
舞台俳優さんは遅咲きのイメージがあります。
長谷川博己さんも、20代は舞台を中心に活動し、世にはあまり知られていませんでした。
しかし、数多くの舞台を経験したことが、今、映像の世界で活躍につながっているのではないでしょうか。
朝ドラから大河ドラマへ、まだまだ長谷川博己さんから目が離せませんね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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