
それから14年経った現在、雅子様の現在の病状はどのような状況なのでしょうか。
また、そもそも病気になった原因とは何だったのでしょうか。
雅子様の病気 現在2018年の様子は?
雅子様の現在の様子ですが、
様々なメディアの報道を見てみても、
かなり回復しているのでは、という見方が大半のようです。
雅子様は、
2003年末に「帯状疱疹」を発症され、
2004年7月には、「適応障害」だという医師の診断を発表されました。
その後もご公務にはほとんど参加されない日々が続き、世間からの批判も浴びていました。
ですが、
少しずつご公務への参加も増え、
5月には滋賀県への宿泊を伴うご公務もこなされました。
雅子さま、増える公務=依然活動に制限も-皇太子ご夫妻銀婚式 https://t.co/uTSIRyJ4j0 pic.twitter.com/ZaxdzY5GYe
— Cubeニュース (@cube_news_site) 2018年6月8日
雅子様の笑顔が見られることも増えてきたように感じます。
さらに、雅子様の回復を感じられたのが銀婚式のときのコメントです。
それがこの部分↓↓
そして、今回、殿下からは、身に余る賞や「銀メダル」までいただけると仰って下さり、その寛大なお気持ちを大変ありがたく思いますとともに、金婚式に「金メダル」をいただけますかどうかは心許なく感じますが、これからも温かい家庭を築いていくことができますよう、私のできます限り努力していきたいと思っております。
適応障害の患者さんは、将来について考えることが難しく、考えることができたとしても悲観的になりがちなんだそうです。
ですが、このコメントでは25年先の将来のことについて、全く悲観的ではなく、
「金メダル」をいただけるというような明るい未来の話をされています。
これは雅子様が回復されている証だとも言えますね。
銀婚式に関しては、
記者会見を行ってほしいと宮内庁記者会は要望を出していたようですが、
記者会見は実現しませんでした。
そのことに対して、
やっぱりまだ雅子様は記者会見をできるほどには回復していないようだとも言われていたのですが、
記者会見が行われなかったのには、実は別の理由があったそうなんです。
それは、天皇皇后両陛下の最後の被災地訪問の日程と、銀婚式の日とが重なってしまったということ。
雅子様は、2002年12月に記者会見を行って依頼、15年以上も記者会見を行っていません。
来年は皇后になられるのだから、
今回の銀婚式では記者会見を行ってほしいという世論はあったものの、
もし記者会見を開いていたら、
おそらくメディアは大々的に報道したでしょうし、
そうなると天皇皇后両陛下の最後の被災地訪問への関心が薄まってしまう。
それだけは避けなければいけないということで、記者会見は開かれなかったそうなんです。
実際には、雅子様は記者会見ができるほどに回復されているのではないかと話す宮内庁関係者もいるほどです。
皇太子ご夫妻9日ご成婚25年
皇太子さまは「家族の絆と、家族が居るありがたさを実感しています」とつづられた。
即位に向け「『象徴』天皇の役割が大切」と決意。
「銀婚式に因んで銀メダルを送りたい」と気遣った。
敬宮愛子様に関し、雅子様は「私達に喜びや楽しみを齎してくれます」と記された。 pic.twitter.com/Jz9t7ZNy4F— Mr.日 本 (@MrtotoakutsuA) 2018年6月9日
まだ、「適応障害」の治療は続けておられるものの、
かなり回復していると言えるのではないでしょうか。
愛子様もイギリスへ短期留学が決まり、心配もある反面、愛子様の成長をうれしく思われているでしょうし、

雅子様自身も、
今後、お代がわりに向けて予定されている様々な行事への心配もあるでしょうが、気持ちは前向きなように感じます。

国民としては心配な面もありますが、
暖かく見守りたいですね。
雅子様の病気 「適応障害」はどんな病気?
そもそも、雅子様の病気「適応障害」とはどんな病気なのでしょうか。
「環境の変化に適応できず、そのストレスによって心身に何らかの症状がおき、生活に支障がでる病気」
だということです。
症状として決まったものはなく、
特定のストレスが引き金になり、患者さん本人が強い苦痛を感じたり生活に支障をおよぼしたりする何らかの心身の変調は、
すべて適応障害の症状といえるそうです。
例えば、
心の変調
:不眠、不安、気分の落ち込み、イライラなど
体の変調
:胸のドキドキ、吐き気、便秘、めまい、ふるえなど
能力の低下
:仕事や作業に集中できない、考えにまとまりがなくなる、ぼーっとしてしまう、もの忘れがひどくなるなど
行動の障害
:お酒が増える、タバコが多くなる、口論がふえるなど
引用元:元住吉こころみクリニック
↑↑これらが、適応障害の症状の例としてあげられるのだそう。
誰にでも経験はあるかもしれませんね。
ストレスのない人なんておそらくいないでしょうから、
多少なりともストレスによって心や体の不調を感じたことがある人は多いはず。
では、適応障害となる診断基準はどのようなものがあるのでしょうか。
診断基準としては、
下記の4つの項目があるそうです。
1.ハッキリとしたストレス因があって、3か月以内に症状が出現
2.著しい苦痛や生活に支障がある
3.ほかの精神疾患でも、死別反応でもない
4.ストレス因がなくなると改善し、6カ月以内によくなる
引用元:元住吉こころみクリニック
雅子様も大きなストレスが原因で、心と体に影響が出てしまったようですね。
雅子様の病気の原因
では、雅子様の病気の原因となったストレスは、
どのようなものがあったのでしょうか。
よく言われていることとしては、お世継ぎについてですよね。
皇太子妃の役目として、「お世継ぎを産むこと」が至上命題のように言われ、
かなりのプレッシャーがかかっていたことと思います。
子どもは授かり物だとも言われますが、
いくら子どもがほしいと願っても、本人の努力ではどうしようもないことですよね。
それを周りにまだかまだかと言われ、
本当に辛かっただろうと思います。
さらに、結婚から6年が経ったとき、ようやく妊娠したものの流産となってしまい、
しかもそれが大きく報道されたことは、
男性にはとうてい理解できないほどのストレスだったと思います。
流産すること自体、本当に辛いことなのに、
それを大きく報道されてしまい、
しかもお世継ぎが,,,と言われてしまう状況。
同じ女性として、もし自分が雅子様の立場だったらと考えると、
おそらく何もかもを投げ出して、逃げ出してしまっていたのではとさえ思ってしまいます。
それだけ大きなプレッシャー、ストレスの中にいたことが、病気の原因となった可能性は否定できないと思います。
さらに、
愛子さまご誕生後の2002年12月、ニュージーランド、オーストラリアご訪問に際しての会見に出席された際のこと。
雅子さまは、ご結婚後8年間お子さまに恵まれず、なかなか海外に出られなかった苦しさを話されました。
その会見について、
「皇室の将来を担う男のお子さまを産むことより、自分の好きな海外訪問のほうが大事なのか」
などと雅子さまを批判をするような記事が一部の報道機関によって書かれたというのです。
雅子さまにとっては結婚後、なかなか子宝に恵まれなかったことも、
とても辛いことだったはずで、
そのことよりも海外訪問の方が大事だなんて全く思っていなかったはずです。
それなのに、そのような記事を書かれてしまったことで、
ひどく傷つかれたと思います。
そのようなことも、ストレスとなって、
雅子様の心に影響を与えてしまったのではないでしょうか。
雅子様の今後は?
雅子様は少しずつ回復されているとは言え、
まだ治療を続けておられます。
銀婚式の皇太子様のコメントでも、
なお、雅子は、努力と工夫を重ね、体調に気をつけながら、一生懸命に快復への努力を重ねています。側で見ていて、そのことはよく分かります。国民の皆様には、引き続き、雅子の快復を長い目で温かく見守っていただければと思います。
とコメントされていました。
皇后になるのだから、もう少しご公務に出られては、
という意見もありますが、
今無理をしてしまって、また病気が悪化するなんてことにならないよう、
雅子様も皇太子様も慎重になられているのではないでしょうか。
国民としては、
暖かく見守ることが雅子様の回復を早めることではないかと感じます。
天皇皇后両陛下のお考えを受け継ぎ、
新たな天皇皇后となられる日まであと1年。
雅子様にもっと公の場に出てきてほしいとも思いますが、
病気の克服を第一にしてほしいですね。
ただ今後雅子様が少しずつでもご公務に復帰されるのを楽しみにしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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