6月9日、皇太子さまと雅子さまは結婚25周年の銀婚式を迎えられます。
これまで15年間、会見に出席されてこなかった雅子さまですが、この銀婚式で夫婦そろっての会見が実現するのでしょうか。
雅子さまの現在
4月18日、皇太子さまと雅子さまは、日本とアメリカの交流団体「ジャパン・ソサエティー」の記念式典へご出席になられました。
雅子さまにとっては、約2か月ぶりとなる皇居外へのお出ましでした。
髪をアップにされ、表情も明るい様子が見られました。
そして4月25日には、園遊会にご出席。
途中退出されましたが、一部の招待者とにこやかにお話しされる姿も見られました。
皇太子さまの即位まであと1年と少し。
皇后になられる雅子さまが、体調に不安を抱える中で、皇后のお務めを果たせるのかという疑問の声もあがっているようです。
雅子さまの15年前の会見
雅子さまは15年間、会見を開かれていません。
その15年前の会見で、このようなことがありました。
愛子さまご誕生後の2002年12月、ニュージーランド、オーストラリアご訪問に際しての会見に出席された際のことです。
雅子さまは、ご結婚後8年間お子さまに恵まれず、なかなか海外に出られなかった苦しさを話されました。
その会見について、
「皇室の将来を担う男のお子さまを産むことより、自分の好きな海外訪問のほうが大事なのか」
などと雅子さまを批判をするような記事が一部の報道機関によって書かれたというのです。
雅子さまにとっては結婚後、なかなか子宝に恵まれなかったことも、
とても辛いことだったはずで、
そのことよりも海外訪問の方が大事だなんて全く思っていなかったはずです。
それなのに、そのような記事を書かれてしまったことで、
ひどく傷つかれたでしょうし、
トラウマとなるような会見となったのかもしれません。
報道機関に対する不信感が強まったというより、自分自身のことを批判されることが悲しかったのかもしれないと感じます。
そして、
その1年後、40歳のお誕生日会見の直前に帯状疱疹を発症し緊急入院されました。
また会見に出なければいけないというプレッシャーがどんどんと強まり、
体が拒否反応を起こしてしまったのかもしれないですね。
適応障害を発症されたのも、会見ご出席の重圧が要因の一つになった可能性があるといいます。
それ以降、報道陣との接触を極端に避けてこられた雅子さまにとっては、
記者会見を行うこということは、かなりハードルの高いことなのではないかと想像します。
皇太子さまと雅子さまの銀婚式
そんな状況の中、
6月9日に皇太子さまと雅子さまは銀婚式を迎えられます。
報道陣の間では、この日にお2人での記者会見を望んでいるということですが、
現在の状況では難しいのではないかとも言われています。
雅子さまご本人が会見出席を断固として拒否しているようなんです。
過去、1994年には、
天皇皇后両陛下が、皇太子ご夫妻時代に銀婚式をお迎えになり、お2人そろって会見に臨まれました。
この会見で、
「妻として夫として互いに点数をつけると何点くらいですか?」との記者からの質問に、
陛下は、
「点をつけるのは難しいが、まぁ、努力賞というか…」
とお答えになり、
美智子さまは、
「私もお点ではなく、差し上げるとしたら感謝状を」
と話されました。
お2人の人柄がにじみ出るこの音葉には、日本中の国民が心を温かくしました。
6月の皇太子夫妻の銀婚式でも、お2人のお言葉を聞きたいと思っているのは、報道陣だけではなく、国民の多くの願いでもありますね。
もちろん、雅子さまの体調を考慮する必要はあるとは思いますが、
皇太子さまと雅子さまとがそろって会見に臨まれることを期待したいですね。
また、
新皇后となられれば、さらなるプレッシャーやストレスがかかるかもしれません。
そのときまでに体調が回復されることを願いたいと思います。
※追記
やはり、記者会見は実現せず、宮内記者からの質問に文書で回答という形となりました。
その文書全文はこちら↓↓
https://coco-ri.com/20180609k-kotaishisama/
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